IPAが公開しているソフトウェアのバージョンチェックツール「MyJVNバージョンチェッカ」を使ってみました。実行の様子をメモします。ご参考になれば幸いです。
- 動作環境はWindows限定となります。他OSでは動作しません。
- 自動起動の手順も掲載されていました。スケジュールでの起動(週1とか)も出来ます。
OSやソフトウェアは常に最新の状態にしましょう!ってアップデートンも言ってます。

子ブタと学ぼう!情報セキュリティ1「脆弱性対策」編
OSやソフトウェアは古いと、欠陥につけこまれやすいもの。OSやソフトウェアは常に最新の状態にしておきましょう。映像で知る情報セキュリティ
実行
公式ページから、MyJVNバージョンチェッカ for .NETをダウンロードしました。詳細は公式ページをご確認ください。
脆弱性対策情報共有フレームワーク - MyJVN
JapanVulnerabilityNotes
ダウンロード後、解凍してバッチを実行します。(Win7/8の端末は早急にリプレースを検討してくださいね。)

バッチを実行すると、こんな感じで起動します。


おっと、「× 最新のバージョンではありません。」が出ていますね。対処しましょう。
結果への対処
FirefoxとVMware playerは過去に何かの検証をするためにインストールを行いましたが使用せず、そのまま放置となっていました。攻撃者はこのような弱い部分を攻めてきますので、しっかり対処しましょう。今回は不要なのでアンインストールします。


再実行
以下、FirefoxとVMware playerをアンインストール後、MyJVNの再実行を行なった結果です。

無事、チェックがOKとなりました。
まとめ
- MyJVNが想定している環境は、端末ごとにインストールを行なっているような小規模環境向けだと思いました。
- 簡単なチェックが出来るので入れておいても良いでしょう。
- 自動起動の手順も掲載されていました。スケジュールでの起動(週1とか)も出来ます。
- ソフトウェアは常に最新版を利用しましょう。
- 不要なソフトウェアは必ずアンインストールしましょう。
- Windows Updateは自動適用にしましょう。
以上、「MyJVNバージョンチェッカ」の使用メモでした。ご参考になれば幸いです。