Automatorでお手軽に画像サイズを一括変換する

ホームページやTwitterを運用していると、画像サイズを1024pixに変換したい時が多々あります。手で1つずつ変更する方法もありますが、画像ファイルが多いと面倒です。

という事で、今回はAutomatorを使って、一括で簡単に1024pixにリサイズする仕組みを確認しました。

環境

以下の環境で確認しました。

  • macOS Big Sur バージョン 11.2.3
  • Automatorはバージョン2.10(509)

AutomatorはSpotlight検索(メニュー右側の虫めがねのアイコン)から検索してみてください。

automator

今回実現したい仕組みの流れ

  1. 1024px, jpgに変換したい画像を複数選択
  2. 右クリック
  3. “resize_1024″を選択 ※このメニューの仕組みを今回作ります
  4. resizeフォルダに、変換後の画像が格納される

作成していきます

Automator起動

Automatorを起動して、[ファイル] – [新規作成]を選択すると、以下の画面になります。

右クリックに追加したい場合は、”クイックアクション”として作成します。

ワークフローが受け取る現在の項目

”ワークフローが受け取る現在の項目”を以下のように設定します。

Finder項目をコピー

”Finder項目をコピー”を右側のエリア(ここなんて言うんでしょうね)にドラッグします。

このような状態になります。保存先は好きなフォルダを指定してください。

今回はデスクトップ上にresizeというフォルダを作成し、そのフォルダを保存先に指定しました。

イメージをサイズ調整

次は”イメージをサイズ調整”を、”Finder項目をコピー”の下にドラッグし、サイズ指定で1024を入力します。このような状態になります。

イメージのタイプを変更

最後に、”イメージのタイプを変更”をドラッグし、JPEGに設定します。

ファイルを保存して完成です。

完成

完成後の画像は以下のような感じです。どうでしょうか。

動作を確認します

では実際に動作を確認してみましょう。

このような画像があるとします。

マウスで複数のファイルを選択します。

右クリックすると、作成したresize_1024が表示されています。

これを選択すると、resizeフォルダに変換したファイルが格納されます。

画像を開くと、無事1024pixに変更されていました。

まとめ

一括で変換してくれるのは非常に便利ですね。iPhoneの拡張子.HEICも一括で変換できます。

Automatorはいろいろアクションがあるので、試しながらやってみたいと思います。