Raspberry Pi 400を使ってみた#3 廃止期限間近のお知らせが届く

Raspberry Pi 400(以降、RasPi400)を使ってみた。の第3回目です。実際はいろいろと使っていましたが、記事に出来る内容がなくてすみません。

第1回目は「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」を申請したり、ローカル内でRDP、VNCを試してみました。

第2回目はWireGuard(VPN)を使って、自宅のWindows10 Proに乗り込んでみようという内容でした。

そして今回の第3回目です。早いもので、もう年末です。総務省より「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の廃止期限が近いですよという内容のメールが届きました。まだまだ使うタイミングがあると思いますので、再度申請を行ってみます。

全体の流れ

当初は「実験等の目的」だけを変更出来るのかなと思ってましたが、よく読むと「再度開設届出を行なってください。」と記載されていました。

という事で、以下の流れで進めてみます。

  1. 現状確認
  2. 廃止届を提出
  3. 改めて開設届を提出

実施した手順

現状確認

現状は以下のような感じです。1件届出をしています。

届出一覧から、対象を選択すると、詳細が表示されます。

ここで、ダウンロードを押すと、内容がjsonファイルとして保存できます。(再申請時に使います)

廃止届を提出

一旦廃止をします。届出詳細のページより、廃止届出を行います。

改めて開設届を提出

ホームから、改めて開設届出をします。

開設届出を開くと、以下の画面に遷移します。ここで、「ファイルから読み込んで編集」を選択します。すると、先ほど廃止届を行った機器の内容を読み込む事が出来ます。

あとは使用目的、期間を設定して申請をおこなうと完了です。

使用目的は同一のものは利用出来ないと記載がありますので、目的に応じて変更してください。

まとめ

以上、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の廃止、変更届を確認してみました。

Raspberry Pi 400は日本で既に技適は通っていますが、個人的に海外から入手したものはシールが貼られておらず、必ず申請を行う必要があります。(そもそも正規のものを買えば良いんですが、あまりにも国内販売開始が遅かったという事情があります。)

半年に1回実施するのは手間ですが、必ず確認を行いましょう。