Raspberry Pi 3B+ に Zabbix 5.0 をインストール(その3)

前回からの続きです。Zabbixサーバに出ていた「Disk read/write request responses are too high」への対処が結果的に解決できませんでしたが、試行錯誤した結果、RasPi3B+ でZabbixサーバが使えるようになりました。

RasPi4 にZabbixサーバを構築

今回はこちらの記事を参考に、改めてZabbixサーバのインストールを試してみました。

How to Install Zabbix 6.0 / 6.4 on Raspberry Pi [Step-by-Step]
Learn how to install Zabbix 6.0 or 6.4 on Raspberry Pi and how to make key optimizations so that your RPI performs bette(続きを読む)

結果は「Disk read/write request responses are too high」は変わらず出ていました。

そこで、USBメモリブートは諦めて、HDDブートでやってみる事にしました。

ハードディスクとハードディスクケース

余っていたハードディスク(500GB)を、余っていたハードディスクケースに入れてみます。

SD Card Copier

RasPi4を別のOSイメージで起動し、SD Card Copierを使って、USBメモリ(Zabbixインストール済のOS)をハードディスクにコピーしました。

接続の状況

コピー後、無事にハードディスクからRasPi4が起動しました。

この状態でZabbix サーバのダッシュボードを確認すると、無事「Disk read/write request responses are too high」が出なくなっていました。という事で、HDDブートで運用する方向にします。

RasPi3B+ で起動させてみる

RasPi4でうまくZabbixサーバを動作させる事が出来ましたが、RasPi4はOpenVINO(Intel社のAI推論エンジン)の検証で利用したいので、余っているRasPi3B+でZabbixサーバを動作させてみる事にします。

HDDブートを試す

早速、RasPi4で起動したハードディスクをRasPi3B+に接続して起動してみましたが、なぜかブートプロセスが走りません。USBメモリでは正常にブートするのですが…はてさて。

/boot/cmdline.txt の確認

blkid でPARTUUIDを確認し、/boot/cmdline.txt に記載されているかを確認したところ、問題なく記載されていました。(RasPi4で起動するのだから、ここは大丈夫だと思いましたが念のため。)

$ sudo blkid

/dev/sda1: LABEL_FATBOOT="boot" LABEL="boot" UUID="" TYPE="vfat" PARTUUID="xxxxxxxxxxxx"
/dev/sda2: LABEL="rootfs" UUID="" TYPE="ext4" PARTUUID="xxxxxxxxxxxx"

USB mass storage boot の手順を試す

公式ページのUSB mass storage bootの記事の手順を試します。

https://www.raspberrypi.org/documentation/hardware/raspberrypi/bootmodes/msd.md
echo program_usb_boot_mode=1 | sudo tee -a /boot/config.txt
$ vcgencmd otp_dump | grep 17:

結果的には事象は変わらず、HDDから起動しませんでした。遅延も試しましたが駄目でした。

よくよく観察すると、電源オンしたあとにHDDへアクセスが行ってないようです。ケースの問題?

別のハードディスクケースを試してみる

という事で、他に余っていたハードディスクケースに変えてみたら普通に起動しました。

RasPi3B+とHDDケースの相性だったのですね。切り分けが大変でした。

完成

なんとか無事にRasPi3B+でZabbixサーバが使えるようになりました。

あと、起動後にUnder-voltage detected!が頻繁に出ていました。HDDを繋いだから?と思いましたが、電源ケーブルを変更したところ出なくなりました。焦りますね。

まとめ

以下のURLを参考に、設定を進めました。

How to Install Zabbix 6.0 / 6.4 on Raspberry Pi [Step-by-Step]
Learn how to install Zabbix 6.0 or 6.4 on Raspberry Pi and how to make key optimizations so that your RPI performs bette(続きを読む)

HDDブートはケースの相性があり、注意が必要でした。

Zabbix自体は普通に動作スピードが気にならない程度に使えました。

RasPi3B+が余っている方は、Zabbixサーバを構築してみてください。

良かったら他の記事も読んで頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。