誰でも猫のふーちゃんカメラ

誰でもふーちゃんになれるWebカメラをOpenVINOのface-detectionで作ってみましょう。まずは完成した様子をご覧ください。

1人で撮影していますが、複数人OKです。みんなでふーちゃんになりましょう。

普段のふーちゃんの様子は、キジトラの穴からどうぞ。

キジトラの穴
これまでのお話もこちらからどうぞ。 instagram Tweets by mrx_foo_tantan

環境

以下の環境で確認しました。

  • Windows 10
  • OpenVINO 2021
  • face-detection-adas-0001

OpenVINO未インストールの場合は環境構築からお願いします。OpenVINO.jpには各OS毎の環境構築手順がありますので、良かったらご確認ください。

OpenVINO|for deep learning and AI
OpenVINOって? GPU内包のIntel CPUやFPGA、VPUなどを使用して、 DeepLearningやAIのアクセラレータ技術を提供するtoolkitです下記 Intelのページから無料でアクセスできます公 ...

他の環境(Ubuntu/macOS/RaspberryPi)でも動作すると思いますが、RaspberryPiの場合はデバイス”CPU”の箇所を”MYRIAD”に変更するをお忘れなく。

プログラム

以下に格納しました。

GitHub - OpenVINO-jp/face_detect_put_image
Contribute to OpenVINO-jp/face_detect_put_image development by creating an account on GitHub.

openvino-wrapper

いつも通り、openvino-wrapperを借用させて頂きました。ありがとうございます。

GitHub - yas-sim/openvino-wrapper: This is a tiny Python class library to wrap and abstract the OpenVINO Inference Engine.
This is a tiny Python class library to wrap and abstract the OpenVINO Inference Engine. - yas-sim/openvino-wrapper

他の画像にしたい場合

rsc/foo.png を他の画像に変更し、プログラム内の以下の場所の指定を変更する事で変更可能です。jpegでも大丈夫です。

im_figure = cv2.imread(r'rsc/foo.png')

画像を変更した場合、位置の調整が必要になると思います。以下の場所の数値を変更してください。

img = img_cmp.fncImgCompose(im_figure, img, (x2-x1+45,y2-y1+70),(x1-25,y1-50))

Web会議でも使ってみましょう

今回の仕組みは、そのままWeb会議でも利用できると思います。ぜひお試しください。(RasPi利用になりますが)

Web会議のカメラをOpenVINOでカスタマイズする(RaspberryPi利用)
コロナ禍の状況により、リモートワークが急速に普及しました。様々なWeb会議サービスがあり、使い分けをされていると思います。 背景をぼかしたり、壁紙を変更したりという機能を活用されていると思いますが、今回はそれをOpenV ...

まとめ

最後にもう1度みてみましょう。

OpenVINOは簡単にいろいろ試せるのが面白いと思います。ぜひお試しください。