MacBook Pro(Late 2012)をWindows 10(20H2)にする

先日、棚の整理を行なっていると、不良ハードディスク1TB(BaraCuda)が出てきました。修復を試みましたが結構な時間が必要のようでした。

そこで、出番が無くなっているMacBook Pro (Late 2012)を最新のWindows 10にして、そこでハードディスク修復を試すことにしました。

という事で、あんまり役に立たない記事になります。

作業前の状態

作業前のmacbookの状態は以下のような構成でした。もともと内蔵128GBでしたがSSD480GBに換装しています。optionキーを押しながら起動し、OSを切り替えていました。

内蔵SSD480GBmacOSが起動する
外付SSD128GBもともと内蔵されていたSSD。Win10(1803)をインストール済

さっそく外付けSSDでWin10を起動しアップデートしようとすると、外付けSSDではダメとアップデーターに怒られました(0xc1900201)。仕方ないので、外付けのSSDを内蔵SSDと入れ替えてみます。

Late 2012モデルですが、ぼちぼち使えます
外付けSSDで起動するとWindows 10(1803)で上がる状態でした

外付けSSDをばらす

星形のドライバーが必要なので、箱を探してきました。頭のインデックスは破損してないようです。

星形のドライバ
3つの星形ネジを外します
ssdが刺さっているケース

簡単に128GB SSDを取り出せました。

MacBook Proをばらす

手順は以下のサイトを参考にさせて頂きました。直接リンクだとnot foundになってしまいましたので、サイトから「MacBook Pro 13インチ Retina Display Late 2012 SSDの交換」を検索してみてください。

世界で修理を広めましょう、一回毎の修理を丁寧に。 | iFixit ニュース
iFixitは様々な製品の修理を助け合うためのグローバルなコミュニティです。デバイスの修理を通してこの世界をより良くしてきましょう。アンサーフォーラムで専門家のユーザーと協力して問題解決したり、修理ガイドを作成して世界に発信してください。お(続きを読む)

本体も星形のネジなので通常のドライバでは分解は厳しいです。

本体裏側の星形ネジを外した状態。人の顔にも見えますね
順序よくバラしていくとSSDが現れます
128GB SSDにします
無事Windowsが起動したmacbook pro

Windows 10 の最新バージョンへの更新

無事に内蔵SSDとして起動したのでWindows 10を最新バージョン(20H2)に更新します。

しばらくすると、やっぱり外付けじゃ駄目と怒られました。せっかく内蔵にしたのに。。

【0xc1900201】Windows10更新アシスタントの問題発生

エラーコードで調べてみると、フォーラムに情報がありました。

https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/all/0xc1900201windows10更新ア/7bc5b4b0-474e-4aa2-9199-cabdd6e42e85

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control
"PortableOperatingSystem" 

の値を0にするようにとのこと。regeditで該当の値を修正し、再起動。

その後、再度20H2へのアップデートを行なってみると、無事に先に進む事ができました。

まとめ

Windows 10 更新時の「0xc1900201」はとりあえず”PortableOperatingSystem”を試してみるがポイントでした。ひょっとしたら内臓にしなくても良かったのかもしれませんが、結果的にSSD 480GBの摘出に成功したので、何かの用途に使いたいと思います。

これで時間が掛かっても困らないPCが用意できました。引き続き1TBのハードディスクの修復に挑戦したいと思います。