「どんな会社でもkintoneを導入すれば良い。」
私は、そのようには考えていません。
kintoneは非常に優れたツールですが、どんな組織にも適合する万能なシステムではありません。
導入することが目的ではなく、導入した後にどのように活用し、改善を続けられるかが重要です。
仕事は常に変化している
仕事は、お客様の要望や法改正、働く人、技術の進歩などによって、少しずつ変化していきます。
10年前と全く同じ仕事を、全く同じやり方で続けている会社は、ほとんどないでしょう。
だからこそ、「今のやり方を続ける」だけではなく、その変化に合わせて仕事を見直し、少しずつ改善していくことが大切だと考えています。
業務改善は特別な仕事ではない
「業務改善」と聞くと、何か大掛かりなプロジェクトを想像する方もいます。
しかし、私が考える業務改善はもっと身近なものです。
- この入力は不要ではないか
- このボタンを追加すると使いやすいのではないか
- この帳票はもっと見やすくならないか
- この情報を共有すれば問い合わせが減るのではないか
そんな小さな改善を積み重ねることも、立派な仕事の一つです。
改善は通常業務とは別の活動ではなく、日々の仕事の延長線上にあるものだと考えています。
kintoneが活きる理由
kintoneは、現場が
使う → 気づく → 改善する
というサイクルを繰り返すことで、本来の価値を発揮するツールです。
実際に kintone Hive の発表を聞いていると、現場の皆さんが自分たちの業務をより良くするために試行錯誤を重ね、その結果として大きな成果につなげている事例が数多く紹介されています。
私は、その発表を聞くたびにワクワクします。
なぜなら、システムを導入したことが成果なのではなく、改善を続ける文化が成果を生み出していることが伝わってくるからです。

kintoneが活きにくい組織もある
一方で、次のような考え方の組織では、kintoneの強みを十分に活かすことは難しいと感じています。
- 業務改善は仕事ではない
- 改善は通常業務とは別
- 自分たちは業務を変える必要はない
このような環境では、「使う → 気づく → 改善する」というサイクルが回りません。
その結果、せっかく導入したkintoneも、「最初に作ったアプリを使い続けるだけ」のシステムになってしまいます。
もちろん、それが悪いという話ではありません。
そのような組織であれば、無理にkintoneを導入するよりも、要件が固まった既存の製品やサービスを導入した方が、結果として幸せになれるケースも多いと思います。
これは組織の良し悪しではなく、組織文化とツールの相性の問題です。
私がご支援したい組織
私は、「どんな組織でも支援したい」とは考えていません。
改善を通じて少しずつ前へ進もうとする組織。
現場の声を大切にしながら、より良い仕事のやり方を一緒に考えようとする組織。
そして、
- 決断が早い
- まずは小さく試してみる
- 結果を見ながら改善を重ねる
そんな組織とは、とても相性が良いと感じています。
DXや業務改善には、「まずやってみる」という姿勢が欠かせません。
完璧な計画を立ててから動くよりも、小さく始めて、現場の声を聞きながら改善を積み重ねる方が、結果として大きな成果につながることを何度も見てきました。
もちろん、慎重に検討することも大切です。
しかし、提案を何か月も、あるいは何年も検討したまま動けない状況では、私も十分な価値をご提供することは難しいと考えています。
だからこそ私は、現場の皆さんと一緒に考え、一緒に改善を積み重ね、その積み重ねが会社の成長につながる。
そんな組織を、これからも応援していきたいと思っています。
最後に
システムは、導入することがゴールではありません。
本当の目的は、仕事をより良くすることです。
私は、システムを導入すること以上に、改善が続く組織づくりをご支援したいと考えています。
もし皆様の組織でも、「もっと現場が改善しやすい仕組みを作りたい」「kintoneを導入したい」ではなく、「改善が続く組織を作りたい」という思いがありましたら、以下のフォームよりお気軽にご相談ください。
